猫の水分補給に悩んだらスープがおすすめ!効果・与え方・注意点まとめ
猫の水分補給が大切な理由

生き物にとってなくてはならない存在、水。
体内で最も多い成分で、哺乳類の場合その割合は60〜80%にもおよびます。
毎日当たり前のように口にする水ですが、猫と暮らす我々にとって水は軽視してはならないものです。

なぜなら、猫は水分をあまり積極的に取らないことで尿に関係する病気(尿路疾患)になりやすいからです。砂漠地帯で進化してきた猫は軽い脱水状態でも生命が維持できる代謝を手に入れた代償に、腎臓や膀胱にダメージを負いやすくなったのです。
尿が濃縮され体内で石が形成される尿路結石症、膀胱炎などの名前は、猫と暮らす方は一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
下のグラフは保険金請求が多いペットの傷病ランキングです。

引用元:【保険金請求が多い傷病のランキングー】https://www.ipet-ins.com/info/39651/
なんと尿路疾患が2位(腎臓病)・6位(膀胱炎)・9位(尿石症)を占めています。
尿路疾患が猫にとってとても身近な病気ということが分かります。
他にも、水分不足が引き起こすトラブルは色々あります。
- 歯周病、口臭
- 唾液が出にくくなるので口腔内が乾き、歯周病菌が繁殖しやすくなります
- 皮膚炎
- 皮膚が乾燥することでバリア機能が低下し、皮膚に炎症が起きやすくなります
- 便秘
- 便の主な成分は水分です。水分が少ない便は固く、スムーズな便通を阻害します。

健康維持に必要不可欠な存在「お水」を体に負担なく摂取するには、食べ物か飲み物から摂る方法しかありません。
猫の食餌で最も多く利用されているドライフードは、その名の通り非常に水分が少ないのでドライフードを食餌の中心にしている場合は注意が必要です。
ドライフードに含まれる水分量は10%未満。健康維持に必要な水分量を確保するには、そのほとんどを飲水に頼らないといけません。
運動量が少ない室内飼いの猫も注意が必要です。
適度な運動は血行を良くし喉の渇きを促してくれますが、のんびり寝ている時間が長い室内飼いの猫はお水を飲むきっかけを作る必要があります。

また、シニア期に入った猫猫も要注意です。加齢により体内に水分をたっぷり維持するのが難しくなってくるからです。

そして肥満猫。筋肉と比べて脂肪に含まれる水分は少ないため、肥満状態の体は水分不足になりやすいです。
猫が水を飲まない原因とは?

お水の好みは猫によってさまざまです。
香り、味、温度、新鮮か否かなどの様々な要因が好き嫌いに影響します。
汲んだばかりの新鮮なお水が好きな猫、お風呂のあたたかいお水を好む猫、葉野菜の香りがするお水が好きな猫、ちょろちょろ流れる水が好きな猫…
色々な条件下で試してみて、愛猫の好みを見つけてみるのもよいでしょう。

器の高さや飲み口の広さがお気に召さない、ということも考えられます。
猫によってはヒゲが当たる飲み口の狭い器をいやがることもあります。
また、器の材質を変えることで「お気に入りの器からお水をよく飲むようになった」という声もあります。

いつものようにフードを食べなかったり、お水を飲まなくなったら体調不良のサインかもしれません。
また猫は環境の変化に大きなストレスを感じやすい生き物と言われています。
急にお水を飲む量が激減した場合は、何かしらの大きな変化を隠している可能性が高いです。
猫の水分補給にスープがおすすめな理由

ここまでは味付けしていない無味のお水についてのお話でしたが、猫にお水を飲んでもらうためにもう一工夫してみましょう。
それが『猫のためのスープ』という方法です。
無味無臭のお水だとなかなか飲んでくれない猫が多いですが、お水に香りや味を足すことで食欲を促すことができます。
猫が「美味しそう」と感じる最大の要因は【香り】です。
味を重視するヒトとは少し異なっています。
つまり猫に「美味しそう」と感じさせる香りをお水につけることが鍵なのです。
お水をまるでご褒美のように飲ませることができたら願ったり叶ったりだと思いませんか?

実際にスープを与える際はお食事に取り入れるか、おやつに利用します。
いつものお食事にスープをかけることで簡単に水分補給ができますし、おやつとしてスープを与えることで低カロリーな間食になります。
あまり食欲が湧かない時は温かいスープの香りで食欲を刺激してみましょう。
食欲不振の時でも水分補給は必須。水分が体内に入ることで代謝が上がり、免疫力が上がります。
また、シニア猫と肥満の猫は特に体内に水分を維持しにくくなるので若く健康な時に比べて脱水状態になりやすくなります。水分不足には特に注意してあげましょう。
水分補給アイテムの選択肢「スープの素」「ゼリーの素」
水分補給アイテムの選択肢として、スープもしくはゼリーをおすすめします。
スープ
ペット栄養管理士が自分の愛猫のために作ったスープの素がこちらの「【国産・無添加】犬猫用ジビエで作ったスープの素」です。
ジビエの干し肉(ジャーキー)にお湯を注ぐだけでできあがりです。
味はイノシシ・鹿の2種類。どちらも国産のジビエジャーキーから作られています。
- イノシシ
- しっかりした脂の香りが広がり、力強いうまみを感じさせる風味が特長
- 鹿
- あっさり赤身のお肉でさっぱりした中にほのかに香る鉄分の風味が特長
干し肉からじっくり抽出されたスープとお肉をいつものフードにかければ温かい水分たっぷりのご飯が完成です。
ゼリー
こちらもペット栄養管理士が脱水状態だった愛猫のために一から開発したゼリーの素Gelletta®(ジュレッタ)です。
温かい状態ならスープとして飲め、冷やすとぷるぷるのゼリー状になるゼリーの素です。
こちらもいつものご飯に添えて食べたり、低カロリーなおやつとしてご利用いただいております。
夏の暑さが厳しい時はひんやりゼリー、寒さがこたえる冬はぽかぽかのあったかスープ、と季節に応じて使い分けると良いでしょう。
また、好みがうるさい猫にとって食感も大事な要素です。スープが好きな猫もいれば、噛めるゼリーが好きな猫もいます。
ドライフードはカリカリのまま食べたい派の猫にはゼリーがおすすめです。
食が細い猫には温かいスープで食欲を刺激してあげましょう。
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猫にスープを与えるときのポイントと注意点
手軽に水分補給できて便利なスープですが、注意点があります。
何事もそうですが、与え過ぎは良くありません。カロリーオーバーや、消化不良につながる可能性があります。
与える量は1日の適切な飲水量を参考にしましょう。
1日の適切な飲水量は下記の計算式で算出できます。
体重1kgあたり30〜50g
例)体重4kgの猫の場合、1日の適切な飲水量は120〜200g
そこからフード・飲み水で摂った水分量を引くと、不足している水分量が算出できます。
スープを与える際は、不足水分量をオーバーしないように調節しましょう。

与えるスープの成分によっては、塩分や添加物にも注意しましょう。
⚠️人間用のスープは絶対に犬猫に与えないでください!塩分濃度や原材料が犬猫にとって毒になる可能性が高いです
ご自宅で鶏肉を茹でて味付けなしのスープを取る方法もありますが、脂身の少ない部位を選んだとしても脂は出ます。
手作り食を普段から食べ慣れていないとお腹の調子を崩すこともあるので、自作される場合は少量から始めて様子を見てみましょう。

治療の最中および治療直後にスープを与える場合は、かかりつけの獣医師に相談の上与えるかどうかを判断してください。
市販のスープタイプの猫用おやつを選ぶポイント
安全性
塩分濃度が高いもの、着色料や香料などの添加物はなるべく避けましょう。
ちなみに、原材料のうち添加物にあたるものがどれか分からない場合は、原材料の欄から「/(スラッシュ)」を探しましょう。
原材料名の後に「/(スラッシュ)」が表示されている場合、その後ろに連なる素材は食品添加物である可能性が高いです。
目的別(水分補給・栄養補給など)で選ぶ
市販のスープタイプの猫用おやつはそれぞれ異なる目的があります。
- 水分補給
- 栄養補給
- 腸活 など
各商品の機能・目的を理解してきちんと選びましょう。
猫の好みに合ったフレーバーがあるか
肝心の猫が食べてくれることが一番大事。
各社からたくさんの商品が発売されているのでお好みのフレーバーを探してみましょう。
全フレーバーの詳細はこちら!
まとめ
猫の健康維持に毎日の水分補給は非常に大切です。でも自発的に水をたっぷり飲んでくれない猫だからこそ飼い主さまの工夫が必要です。
水分不足の解消のために、スープやゼリーを上手に活用しましょう。
その際にはなるべく安全な商品を選び、愛猫がおいしく水分補給できるようなアイテムを選びましょう。
ジュレッタ開発者の想い
開発のきっかけは、愛する猫・みかんが突然水も食事も摂れなくなったこと。
「水を飲ませる」ではなく「食べさせる」発想で、水分含有率95%のゼリーおやつ「Gelletta®(ジュレッタ)」を開発した鈴木の開発ストーリーをぜひお読みください。
愛猫の水分補給に悩む飼い主様におすすめ!




